篆刻~世界に一つだけの印をつくろう~

  もう2週間も経ってしまいましたが、1月26日(金)に3年生の美術の授業を見に行きました。授業の題材名は「篆刻~世界に一つだけの印をつくろう~」で、生徒は自分の名前を篆書体に変換し、それを高麗石の印面にレイアウトして印刀で彫るという活動をしていました。

 篆書体を四角の中にバランスよく配置→印面のデザインに応じて朱文・白文を決定→トレーシングペーパーに転写→印面の傷取り→トレーシングペーパーとカーボン紙で高麗石に転写→印刀で彫刻と細かい作業工程があり、かなりの集中力が求められます。


 見通しを持って授業に取り組めるよう、美術室前方のテレビモニターに作業工程や留意事項が分かりやすく表示してありました。生徒は時々顔を上げてモニターを見つめ、先生に質問や相談をしながら、それぞれ集中して作業を進めていました。授業の終わりに自分の作品をchromebookで撮影し、今日の授業の振り返りと次の時間の課題を記録しました。

 下の写真は授業後の休み時間ですが、背伸びしたくなる気持ちがよく分かります。