2年国語と1年技術

  11月28日(火)、2年生の国語と1年生の技術で研究授業( 先生同士で授業を参観して意見交換する研修)がありました。日常の授業だと校長は各教室の出入り口付近から2、3分ずつ覗き込む程度ですが、昨日は教室の奥まで入って生徒の学習の様子を丸々1時間ずつ見させてもらいました。

 2年生の国語は「平家物語」から「扇の的」という題材を扱っていました。海上に平氏、陸上に源氏が布陣し、沖の小舟でゆらゆらと揺れる扇を源氏の若武者与一が義経に命じられて射落とすという有名な場面です。2年生たちは「場面の状況や言動から与一の心情を読み取る」という課題に真剣に取り組んでいました。

 1年生の技術は「情報セキュリティと情報モラル」という単元で、情報発信時のモラルについて考えました。最初に「情報を発信するときに注意すること」についてブレインストーミングをし、続いて教科書に記載の「安易な情報拡散が生む悪影響」「引用とその方法」「著作権の制限」について学習しました。その上で「自分の趣味について新聞に投稿する」という設定で、情報モラルに注意しながら新聞記事を書き、書き終えた生徒数名が記事を発表しました。