スケアード・ストレイト

 9月19日(火)、青葉区、仙台北警察署、仙台北地区交通安全協会、仙台北地区交通指導隊のご協力により、スケアード・ストレイト 方式で自転車安全利用教室を実施しました。

 スケアード・ストレイト方式とは、スタントマンによる交通事故現場の再現をとおして交通事故の恐ろしさを実感することで、交通事故につながる危険行為を未然に防ぎ、交通ルールを遵守することの大切さを学ぶという学習方法です。スタントは東京町田市にあるシャドウ・スタントプロダクションが担当しました。

 自転車安全利用教室では、五城中の校庭に自転車や車両が入り、全校生徒の目の前で実際の事故に見立てたスタントが繰り広げられました。実演された場面は①時速40kmでの衝突(自転車✕自動車)、②自転車の悪い乗り方( スマホ、ヘッドホン、傘差し、二人乗り、並進)、③自転車通行可の歩道での事故( 自転車✕歩行者)、④見通しの悪い交差点での事故(自転車✕自動車)、⑤横断歩道での事故(自転車✕自動車)、⑥悪い乗り方の自転車同士の衝突事故、⑦右側通行による事故、⑧トラックの左折巻き込み事故、⑨夜間無灯火による正面衝突です。生徒が参加した実演もありました。

 生徒は「もし自分だったら」と想像力を働かせながら各場面を真剣に見つめ、取るべき正しい行動について確認しました。

 ちなみに事後の生徒アンケートで「最も印象に残った実演」には「時速40kmの事故の衝撃」が選ばれました(全校生徒の66.9%が選択)